手のひら冷やして熱中症予防。ペットボトルで効果的に!

こんばんは!お盆休みは満喫できましたか(^^)大型台風の影響はまだまだ気を抜けませんので、身の安全を第一に残りの土日も楽しんでくださいね。

さて、まだまだ暑さが続いている中、熱中症対策について気になる記事を目にしました。

全国高校野球選手権大会が行われている甲子園で、「ペットボトルで手のひらを冷やす」という熱中症対策が導入されているそうです。

日本高校野球連盟と朝日新聞社は1日、甲子園大会の熱中症対策として手のひらを冷やすためのペットボトルをベンチ内に設置することを発表した。

検証の結果、手のひらを冷やすと短時間でも深部体温の冷却効果がみられたことから、導入を決定。15度ほどに冷やしたペットボトルを複数用意。手のひらや顔などの冷却を推奨した。

出典:日刊スポーツ

手のひらを冷やすだけでいいんだったらとても気軽ですよね。本当に熱中症予防になるのでしょうか?効果や具体的な冷やし方を調べてみました!

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なぜ手のひらを冷やすのか

手のひらには「動静脈吻合(AVA)」と呼ばれる特殊な血管が通っています。このAVA血管は手足と顔の一部にのみ存在し、「体温調節」の重要な役割を担っているそうです。

通常の血管は栄養素を運びますが、AVA血管は体温調節に特化。暑い時は皮膚などから熱を発散しながら温度が低い血液を心臓に戻し、逆に寒い時は動脈の熱をもらいながら温めた血液を心臓に戻しています。

このAVA血管が通っているのは手の甲ではなく手のひら側。ダイレクトにAVA血管を冷やすことで、効率よく体内の深部温度を下げることができるんだとか!

首や脇より効果あり

よく「冷やすなら太い血管が通っている箇所」と言いますよね。例えば首、脇の下、ももの付け根、足首。

しかしこれらの太い血管が通っている箇所よりも、AVA血管を冷やす方が効率よく体内の温度を下げることができるそう。

この理由としては、心臓部に近い太い血管を急に冷やすと脳の防御反応で体温を上げようという働きが起きるからではないかと言われています。

首はともかく、脇の下や足の付け根を冷やすのは人目も気になりますよね。その点、手のひらなら「暑いなぁ」と感じたらいつでも気軽に冷やすことができるのもうれしいです(^^)

手のひらの冷やし方

具体的な冷やし方を見ていきましょう。水の温度が冷たすぎると、体の防御反応で体温が上がってしまったりして逆効果なので気を付けてくださいね。

・もし水をためられる環境なら、15℃前後の水に10分ほど手のひらを付ける。冷蔵庫から出したばかりの水は5度前後。長時間つけていても冷たすぎず気持ち良い程度が目安。

・外出先では水を入れたペットボトルが便利!中身が凍っていたりして冷たすぎる時はタオルを巻いて少し冷たく心地よく感じる程度。保冷剤でもよいが、ペットボトルのほうが手のひらに当たる面積が大きいので効率的に冷やせる。

ペットボトルを携帯すれば水分補給も兼ねていて一石二鳥!簡単に実行できそうですよね(^^)台風一過で全国的に厳しい暑さになることが予想されますので、ぜひ気軽にできる熱中症対策を試してみてくださいね。

日差しが強くなくても、湿度が高い日は熱中症になりやすいので要注意です。

 

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