【体験談】「カンカン」という咳は危険信号…3歳娘がクループ症候群になった

先日、3歳の娘が突然夜中に泣いて飛び起きました。汗だくのおでこを触ってみるとやや熱い。少し風邪気味だったからこじらせたかな…

しかしいつもとちょっと様子が違っていて、聞いたことがないような咳を断続的にしていたのです。「ゲホゲホ」「コンコン」ともちょっと違う「カンカン」という金属音のような変な咳。

苦しくてあまり熟睡できず、次の日に行った小児科で「クループ症候群だね」と診断されたのです。

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クループ症候群は喉の炎症の総称

クループ症候群とは、疾患の名前ではありません。喉周辺が主にウイルス感染症によって腫れて空気が吸い込みづらくなったり、咳が出てしまったりする症状の総称です。

特徴的なのが「犬やオットセイの鳴き声に似た咳」。空気の通り道が狭くなっているため、通常より高い音の咳になるようです。

初期段階で「いつもの風邪」と思い込んでしまったのは失敗でした。かかりつけの小児科では咳・鼻水・微熱の症状を見て「風邪」との診断。風邪薬を飲んでよくなったかのように見えた矢先の出来事でした。

いつもと違って「声がかすれているな」「痰がからんでいるな」ということには気が付いていたのに診断を付けてもらったことで安心してスルーしてしまったのでした…

発症当日は横になると痰が気管に流れ込んでむせてしまい、苦しそうなので抱っこしたまま寝かせました。後で「最悪、呼吸困難で死ぬこともある」という記述を見つけて心底ぞっとしました。

きょうだいや大人にうつるの?

結果的に、6歳の兄と私は感染しませんでした。マスクなしで大量の咳を1週間にわたり浴び続けましたが体調に変化なし。

調べたところ、クループ症候群は生後6カ月~3歳くらいの子供が発症しやすいようです。体が小さくてもともと喉の通り道が狭いことで呼吸困難になりやすくなっているんですね。

どんな治療をするの?

診断後に処方された薬は以下の通りです。

・ステロイド剤の吸入薬(パルミコート吸入液:1日3回)
・粉薬(カルボシステインなどいわゆる風邪薬:1日2回)
・貼り薬(ホクナリンテープ:1日1枚)

特に吸入薬は効果てきめんで、すぐに呼吸が楽になって痰がへっているようでした。

幸運だったのは、吸入器を自宅に貸し出ししてもらえたこと!これは病院ごとに取り扱いが違うのですが、今回受診した小児科は呼吸器系疾患に力を入れており、貸し出し用の吸入器を所有していたため2週間も無料で貸し出してくれたんです。

普段行っているかかりつけの小児科では貸し出しは行っておらず、「吸入したかったら毎日来院してほしい」とのことでした。それだと一日に何回も吸入するわけにもいかず、来院のたびに具合が悪い子を長時間待たせなくてはなりません。

小児科の先生によって「呼吸器に強い」「皮膚に強い」と得意分野があるので、念のためいろんな小児を調べておくことも大切だと実感しました。

吸入薬は効き目が切れると苦しくなってくるので、症状が強くなる前に定期的に使用していました。

「ステロイドは依存性が高いというけど大丈夫かな…」と不安に思っていましたが、

外科医の夫
吸入薬ならほとんど依存性はないよ

とのことで安心してガンガン使いました!

結局すっきり完全に治ったのは「カンカン」の咳から2週間たってから。吸入薬をやめると咳がぶり返したりで、だいぶ長引いてしまいました。

咳以外にもこんな症状が…

また、喉の腫れというのはやっかいで、食事や水分を取る量が極端に減ってしまいます。吸入薬を始めて2日目には食事が一切取れず、水も口に含んで少し飲むしかできず。

なんと丸一日おしっこが出ないという大ピンチの状態になってしまったのです!

水分取れないのは危険…とのことで点滴デビューも果たしました。点滴を始めて30分ほどでぐったりしていた娘がみるみる元気になり、大量のおしっこも出たので一安心でした。

母の勘を甘く見るべからず

今回学んだのは「何かいつもと違う」という母の勘は絶対にスルーしてはいけないこと。結局問題がなくてもいいから、かかりつけ以外に「その症状に対して得意」な小児科も受診してみればよかったな、と思いました。

年末年始にかけて、病院が休みに入ってしまい休日診療所が激込みになってしまうことが予想されます。元気に過ごせたらそれに越したことはありませんが、そんなときに限って体調を崩してしまうのが子供!今から救急病院や夜間の診療スケジュールはぜひチェックしておいてくださいね。

今年もありがとうございました。忙しさにかまけてあまりブログを更新できていないのですが、変わらず読んでくださっている方が多くて驚きとともに本当に感謝しています!

来年はもっとたくさん更新しますのでよろしくお願いします。よいお年をお過ごしください♪

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