切迫早産で入院⑪72日ぶりに退院!「献血で血がきれいに」の噂も検証
こんばんは。今日で妊娠36週3日です。切迫早産治療のための入院が続いていましたが、ついについに!3日前に退院できました!!
計72日間の入院生活となり、ほとんどベッドの上で過ごしていたため体力の衰えが著しく…スーパーで軽くお買い物しただけで筋肉痛になってしまいました(^^;)少しずつ家事をしながらリハビリしなくては!
さて、皆さんは献血をしたことがありますか?私はと言えば一度もありません…献血を呼び掛ける場面には数多く遭遇してきましたが、元から注射や点滴が苦手なため、お恥ずかしながら今まで避けてきました。
「定期的に血を抜いたほうが新しくきれいな血液が作られる」「病気の検査をしてもらえる」など健康上のメリットとなる噂もありますが、本当でしょうか?
今回は献血の仕組みのほか、「健康に良い」という噂が本当かどうかリサーチしてみました。
子宮頸管長の推移
ここ1週間の体調の推移です。
【子宮頸管長の推移】
36週0日 2.3cm
退院時の健診で、張り止めの点滴を抜いた2時間後に計測した結果です。ここ最近では一番長くなっていますが、いつもは腹圧をかけるところを「刺激になってしまうから」と今回はそのまま計測しました。お腹を押したらもっと短いのではないかと思います。
張り止めの点滴を抜いた反動で張り返しが起こり、退院当日は強く頻繁にお腹が張っていました。中には張り返しがそのまま破水や陣痛につながる方もいると聞いてドキドキしていましたが、次の日になるとだいぶ張りの間隔があいて落ち着いてきました。
いつ生まれてもほぼ赤ちゃんの健康に問題ない時期にはなっていますが、37週の正期産目指してあと少しのんびり過ごします♪
献血の仕組み
これほど医学が進歩していても、人類は血液を人工的に作り出すことは成功していません。輸血用血液や血液製剤などはすべて献血で提供された血液を元に作られています。
輸血用の血液は長期保存も難しく、採血から数日~数週間しか保存できない物もあります。日本国内では常に血液が不足していて、血液製剤の一部を輸入してまかなっている状態だそうです。
全血献血と成分献血
献血は日本赤十字社が担っている事業です。16~69歳の健康な方を対象に、血液を無償で提供してもらいます。大きく分けて「全血献血」と「成分献血」の2種類があります
全血献血…血液すべての成分を採血します。200ml献血と400ml献血があり、体格や性別などに合わせて基準が決まっています。採血時間は10~15分程度です。
成分献血…は血しょうや血小板だけを採る方法。体格や性別などに合わせて600ml以下の範囲で採血量が変わります。採血時間は45~60分程度です。
日本赤十字社のHPに分かりやすい図が紹介されていたのでぜひチェックしてみてください!
献血できない人は
血液提供者の健康を守り安全に血液を活用するため、以下のような方は献血をすることができません。
- 妊娠している
- 血液疾患など特定の病気にかかったことがある
- 薬を飲んでいる
- 近い期間に予防接種を受けた
- 海外から帰国して一定期間以内
- 移植歴があるなど…
「健康に良い」の噂は!?
さて、「献血が健康に良い」という噂は本当なのでしょうか?リサーチしてみました!
・血を抜くと新しくきれいな血液が作られる
数百年前から世界的に行われていた外科的治療のひとつに「瀉血(しゃけつ)」という物があります。老廃物のたまった悪い血を抜くことで病気が改善すると信じられていたのです。しかし現代では医学的根拠は薄いとされています。
骨髄や肝臓では常に古い血液を壊し、新しい血液と入れ替えています。わざわざ血を抜かなくても血液は新しく作られるそうです。それよりも鉄分やたんぱく質などバランスの取れた食事に気を付けることで効率よく血液を作り出すことができます。
・病気の検査をしてもらえる
希望者に対しては生化学検査7種類、血球計数検査8種類の項目を後日ハガキで知らせてくれるそうです。
しかし感染症や血液疾患など病気の有無を調べてくれるわけではありません。感染リスクが高い疾患がある場合はきちんと病院で検査することをおススメします。
問題になっているのが、HIVウイルスや肝炎ウイルスなど感染症の可能性があるのに、検査目的で献血をするケース。
ウイルスに感染していても検査結果に出にくい潜伏期があるので陰性になってしまうことがまれにあります。実際に輸血された血液が原因でHIVに感染してしまった例が2013年に発生しているそうです。
日本赤十字社でも二重の検査を行うなど対策をしていますが、感染リスクがある場合は絶対に献血をしてはいけません。保健所などでは無料匿名のHIV検査を受けることができます。
無理ない範囲でボランティア活動を
献血はとても意義のあるボランティア活動です。しかし、「献血をしなくてはならない」と必要以上に重荷に感じることはありません。
私は注射や点滴が苦手で、倒れてしまったことがあります。献血は意義がある行為だと思っているのですが「また倒れてしまったら…」と思うとなかなか踏み出せません。
自身の健康を優先した上で、体調が万全の時に無理ない範囲で行いましょう。
採血や点滴の時に倒れてしまう人は迷走神経反射が原因かも!過去記事もお読みください。
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